現金出納帳[CSV]作成
ざっくりな機能説明
Excelで作成された現金出納帳を取り込み、財務会計R4へ取り込みができるCSVファイルへデータを整形する。
この機能を実行する前には、『科目情報取込』と『現金出納帳-取込設定』だけは最低限実行しておく必要がある(必要最低限の情報を入力しておいてもらう)。
現金出納帳 → Excelファイル指定
現金出納帳の情報が記載されたExcelファイルを指定してもらう。
「参照」ボタンからファイルを選ぶ。
対象シート
選択したExcelファイルでどのシートが対象なのかを選択してもらう。
現金出納帳を選択した段階でコンボボックスにシート情報が全て登録される。
ユーザはそのコンボボックスから特定のシートを選択してもらう。
ファイル保存先
財務会計R4へ取り込むCSVファイルのファイル名と出力先を指定してもらう。
拡張子としては「.csv」か「.txt」のどちらかで出力されることを想定する。
(どのような拡張子でも出力可能)
出力期間
現金出納帳の内容にて複数年・複数月に跨り登録されていることを考慮して、CSVファイルへ出力する期間を指定できるようにする。
出力期間の出力有無についてはチェックボックスにて行う。
期間指定はカレンダーから選択する。
出力結果CSVファイル
出力されるCSVファイルは以下のような形式であれば財務会計R4で取込可能となる。
(必須項目 → ○ / 必要に応じて求められるもの → △)
No. | 項目名 | 必須 | 桁数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
01 | 月種別 | 1 | 0:通常 [デフォルト] 1:第1四半期 2:第2四半期 3:第3四半期 4:期末 |
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02 | 種別 | 1 | 0:通常 [デフォルト] S:先行 |
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03 | 形式 | 1 | 1:入金 2:出金 3:振替 [伝票を纏めたい場合はコレ] 4:単一 [基本的にはコレ] 5:帳簿 |
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04 | 作成方法 | 1 | 0:手入力 [デフォルト] 1:自動作成 2:残高合併 3:伝票合併 |
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05 | 付箋 | 1 | 0:付箋なし [デフォルト] A:赤(縦)(行付箋) B:青(縦)(行付箋) C:緑(縦)(行付箋) D:黄(縦)(行付箋) E:桃(縦)(行付箋) 1:赤(横)(伝票付箋) 2:青(横)(伝票付箋) 3:緑(横)(伝票付箋) 4:黄(横)(伝票付箋) 5:桃(横)(伝票付箋) |
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06 | 伝票日付 | ○ | 8 | YYYYMMDD |
07 | 伝票番号 | 6 | 最大6桁の数字 ※ 未入力の場合は、現在登録されている仕訳の伝票番号から「最後の番号+1」とされる。 ※ ここで示した番号が、現在登録されている最後の仕訳の伝票番号よりかけ離れて大きな番号を振り分けた場合でも、取り込まれる際は「最後の番号+1」から順次付与される。 ※ 飛び番で番号を与えても、取り込まれる際に順番が整理される。 ※ 「000001」のように頭に0を付与しても正常に読み込んでくれる。 |
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08 | 伝票適用 | 40 | 基本使わない | |
09 | 枝番 | 3 | 1~999の数字 | |
10 | 借方部門 | △ | 6 | 部門を指定する必要がある場合に指定 部門コードを指定する |
11 | 借方部門名 | △ | 30 | 部門コードの指定があれば名称指定は不要 |
12 | 借方科目 | ○ | 6 | 科目コードを指定する |
13 | 借方科目名 | 24 | 科目コードの指定があれば名称指定は不要 | |
14 | 借方補助 | △ | 6 | 補助科目がある場合は必ず指定する必要がある 補助科目コードを指定する |
15 | 借方補助科目名 | △ | 24 | 補助科目コードの指定があれば名称指定は不要 |
16 | 借方金額 | ○ | 12 | 最大12桁の数字(マイナス可) ※ 借方金額・貸方金額の何れかに指定があれば取り込まれる。ただし、金額指定をしていない方は、科目を指定していても『諸口』として扱われるため注意のこと。 ※ 借方金額・貸方金額の金額が不一致の場合は以下のような仕訳がなされる。 借方科目 諸口 諸口 貸方科目 なお、強制的に『複合仕訳』になるので注意すること。 ※ 借方金額・貸方金額のどちらも未入力の場合は『諸口』とはならずに、金額が「0」として登録される。 |
17 | 借方消費税コード | 2 | 「消費税区分コード」の「応援用コード」を指定 | |
18 | 借方消費税業種 | 1 | 「消費税業種」の「業種コード」を指定 | |
19 | 借方消費税税率 | 2 | 「消費税率」の「税率」を指定(「.0」省略可) | |
20 | 借方資金区分 | 2 | 基本使わない | |
21 | 借方任意項目1 | 10 | 基本使わない | |
22 | 借方任意項目2 | 10 | 基本使わない | |
23 | 貸方部門 | △ | 6 | 部門を指定する必要がある場合に指定 部門コードを指定する |
24 | 貸方部門名 | △ | 30 | 部門コードの指定があれば名称指定は不要 |
25 | 貸方科目 | ○ | 6 | 科目コードを指定する |
26 | 貸方科目名 | 24 | 科目コードの指定があれば名称指定は不要 | |
27 | 貸方補助 | △ | 6 | 補助科目がある場合は必ず指定する必要がある 補助科目コードを指定する |
28 | 貸方補助科目名 | △ | 24 | 補助科目コードの指定があれば名称指定は不要 |
29 | 貸方金額 | ○ | 12 | 最大12桁の数字(マイナス可) ※ 借方金額・貸方金額の何れかに指定があれば取り込まれる。ただし、金額指定をしていない方は、科目を指定していても『諸口』として扱われるため注意のこと。 ※ 借方金額・貸方金額の金額が不一致の場合は以下のような仕訳がなされる。 借方科目 諸口 諸口 貸方科目 なお、強制的に『複合仕訳』になるので注意すること。 ※ 借方金額・貸方金額のどちらも未入力の場合は『諸口』とはならずに、金額が「0」として登録される。 |
30 | 貸方消費税コード | 2 | 「消費税区分コード」の「応援用コード」を指定 | |
31 | 貸方消費税業種 | 1 | 「消費税業種」の「業種コード」を指定 | |
32 | 貸方消費税税率 | 2 | 「消費税率」の「税率」(「.0」省略可) | |
33 | 貸方資金区分 | 2 | 基本使わない | |
34 | 貸方任意項目1 | 10 | 基本使わない | |
35 | 貸方任意項目2 | 10 | 基本使わない | |
36 | 適用 | 96 | ||
37 | 期日 | 8 | YYYMMDD | |
38 | 証番号 | 10 | ||
39 | 入力マシン | 20 | ||
40 | 入力ユーザ | 40 | ||
41 | 入力アプリ | 30 | ||
42 | 入力会社 | 40 | ||
43 | 入力日付 | 8 | YYYYMMDD |
基本的には必須項目のみを埋める形で出力するようにする。
# 作成してみた
画面イメージとしては以下のような感じ。
期間指定なし
期間指定あり