兎の真似をする烏

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UiPathStudioでフローチャートを使用してみる

やりたいこと

フローチャートで処理を作成したい。

シーケンスとフローチャート

UiPathで処理を作成する場合、デフォルトではシーケンスが選択される。
シーケンスは複雑な処理が発生せず、開始から終了までが一直線に処理が流れるようなときに使用する。単純な処理を表現する場合はシーケンスの方が綺麗に書き表すことが可能。

フローチャートは複雑な分岐があったり、処理を前に戻したりする必要がある場合など、少し凝った処理を書き表す際に使用する。

フローチャートを使用するには

アクティビティパネルにて「フローチャート」を選択して配置することで、フローチャートで処理を書き表すことができるようになる。

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フローチャートで作成する処理例

  1. 入力ダイアログに名前を入力してもらう。
  2. 入力内容を変数に格納する。
  3. 変数の内容を確認して処理を分岐させる。
    1. 変数が空なら「名前を入力してください」とメッセージを表示して一番初めに戻る。
    2. 変数が空でないなら「こんにちは!XXXさん!!」とメッセージを表示する。

前回

crowrabbit.hatenablog.com

とほぼ同じ処理をフローチャートで表現してみる。
入力ダイアログやメッセージボックスの配置などは前回と同じなので省略。

フロー条件分岐

アクティビティパネルから「フロー条件分岐」を選択して配置する。
分岐条件などはプロパティパネルから行えばよい。

実際に作成すると以下のような感じになる。

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実行

実際に動作させてみて、思惑通りの条件分岐処理ができていることを確認する。